WebKit

Google chrome でも注目を浴びた WebKit の話。

WebKit の公式ページ
WebKit

今の Web には、JavaJavascriptFlash などのインタラクティブ技術や、ユーザに合わせたコンテンツの自動提供、ユーザのページ遷移を追いかけるトラックなど、動的に、複雑になってきていている。なので、それを表示するブラウザの性能が重要になってくる。

WebKit を使ったブラウザには、Apple Safarigoogle chrome がある。
WebKit は、軽量ながら、ASID 3 にもパスしていて標準化に対応。更にCanvasSVG が使用できる。OSS &マルチプラットホームで、Nokia S60 や iPhoneAndroid などの組み込み製品でも利用されている。

WebKit はあくまでレンダリングエンジンであって、サーフェイス部分は提供しない。Safari は、MacOS X の CoreGraphics フレームワークを使用している。Windows 版は、CoreGraphics を移植して使用している。
それ以外に、Cariro というオープンソースグラフィックスライブラリがある。

WebKit を直接ビルドする場合、Visual Studio 2005 SP1、Cygwin を用意する必要がある。ビルドした WebKit を使用するには、 Safari が必要になる。
あと、Adobe AIR や Qt を利用する方法もある。

デザイナ向けとして、HTML Validator や Web Developer Resources がある。
WebDevelopers – WebKit